来年9月から開催されるスポーツの祭典、アジア大会に向け、愛知県警は24日、通り魔事件を想定した訓練を行いました。
この訓練は、名古屋市南区のJR笠寺駅のホームで、刃物を持った男が利用客を次々と切りつける想定で行われ、警察と消防など100人以上が参加しました。
訓練では警察が駅員から連絡を受けて駆けつけ、犯人を取り押さえるまでの方法を確認したほか、救急隊が治療の優先順位を判断するトリアージを行い、重傷者を優先して病院に搬送する手順などを確認しました。

来年9月から10月にかけて愛知県で行われるアジア大会では、関係者と観客合わせて150万人以上の来場が見込まれていて、警察は警備態勢の強化に努める方針です。



