岐阜市中央卸売市場でトラックが高架に衝突し場内が停電した事故で、きょうも停電は続いていて青果部門は少なくとも29日まで休場するなど影響が広がっています。
警察などによりますと今月25日、岐阜市中央卸売市場で岐阜県高山市の50代の男性会社員が運転する大型トラックが、荷台の扉を開いたまま走っていたところ高架に衝突し、高圧電線が損傷しました。
この影響で場内では広い範囲で停電が発生し、冷蔵設備などが使えなくなっていて、水産部門は規模を縮小して営業し、青果部門は少なくとも29日まで休場する予定です。
また、市場関係者によりますと事故を起こしたトラックには荷台の扉が閉まっていないと警告音が鳴る装置がついていましたが、運転手は「警報機のスイッチを切って業務に当たっていた」などと説明しているということです。
(市場に出入りする同業者)
「(Q.荷台の扉を開けて走ることはある?)ないですね。中でブザーが鳴るので。メーカーが『危ないですよ』と取り付けているもの。(装置を)切るなんてことは普通はありえない」
市によりますと、今のところ停電の復旧のめどは立っていないということです。






