岐阜県大垣市発注の工事の入札で参考となる価格を業者に教えたとして、市の元幹部職員が罰金50万円の略式命令を受けていたことが分かりました。
官製談合防止法違反の入札妨害の罪で略式命令を受けたのは、大垣市の元幹部職員の60代の男性です。
警察によりますと元職員は、2021年に実施された小学校体育館の改築工事の一般競争入札で、非公表の調査基準価格を業者の男性に教え、最終的に、この業者が工事を落札しました。
元職員は部長級でおととし退職。先月 書類送検され、今月24日に岐阜簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。
業者の男性は競売入札妨害の疑いがもたれていましたが、すでに3年の時効が成立しています。



