三重県熊野市では津波警報を受けて避難しようとした車が崖から転落し、運転していた58歳の女性が死亡しました。
きょう午前10時すぎ熊野市甫母町の国道から軽乗用車が道路脇の崖に転落し、この状況を見ていた人から消防に通報がありました。
警察などによりますと転落した場所は高さ30メートルほどの崖で、軽乗用車を運転していた熊野市に住む58歳の女性が心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて約3時間後に死亡しました。
女性は津波警報を受けて家族に「高台に車を置いてくる。退避場所がある」などとメッセージを送っていて、1人で避難場所に向かう途中だったとみられます。警察が事故の詳しい状況を調べています。





