リニア中央新幹線の名古屋市中心部を通るトンネル工事の完了が3年半程度遅れる見込みであることが分かりました。

名古屋駅から春日井市までのリニア「名城工区」で工期が3年半遅...の画像はこちら >>


工事完了が遅れるのは愛知県春日井市から名古屋駅までの「名城工区」です。

名古屋駅から春日井市までのリニア「名城工区」で工期が3年半遅れへ JR東海が見通し示す 2036年以降の開業スケジュールには影響ないもよう
CBC

JR東海によりますと、これまでに実施した地上への影響などを調べる「調査掘進」でトンネルの壁を作るのに時間がかかったことなどが理由だということです。春日井市の勝川非常口から名古屋市の名城非常口までの区間は、来年春に本格掘進を始める予定で、工事完了は当初の計画からおよそ2年遅れ、2027年度末を見込んでいます。

名古屋駅から春日井市までのリニア「名城工区」で工期が3年半遅れへ JR東海が見通し示す 2036年以降の開業スケジュールには影響ないもよう
CBC

名城非常口から名古屋駅までの区間の工期は「精査中」としていますが、工区全体では現時点で3年半ほど遅れています。

名古屋駅から春日井市までのリニア「名城工区」で工期が3年半遅れへ JR東海が見通し示す 2036年以降の開業スケジュールには影響ないもよう
CBC

リニアの開業は早くても2036年以降の見込みで、JR東海は、今回の遅れは開業スケジュールに影響しないとしています。

編集部おすすめ