三重県の「志摩観光ホテル」のレストランで先月、夕食を食べた男女7人が、体調不良を訴えましたが、保健所の調査で食中毒と断定されなかったことが明らかになりました。
7月19日、近鉄・都ホテルズが運営する、志摩観光ホテル ザ ベイスイート内のレストラン「ラ・メール」で、夕食を食べた宿泊客49人のうち、男女7人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。
この報告を受け、三重県伊勢保健所は厨房のふき取りや、調理した人及び客の検便などの調査をしましたが、食中毒とは断定されなかったということです。
志摩観光ホテルでは、今年6月にも同じレストランなどで夕食を食べた宿泊客の男女22人が体調不良を訴えていましたが、この際も食中毒とは断定されず、いずれについても原因はわかっていないということです。
志摩観光ホテルは、今回の事態を「極めて重く受け止め、再発防止に尽力する」としています。