15日夜、岐阜県羽島市のJR岐阜羽島駅に停車中の新幹線の車内から煙が出ました。JR東海は車両に不具合があったとみて原因を調べています。

15日午後10時過ぎ、JR岐阜羽島駅に停車中の新幹線・こだま764号の車内から「煙が見える」とJRから消防に通報がありました。

警察によりますと、こだま764号が米原ー岐阜羽島間を走行中に車掌が焦げくさいにおいに気付き、岐阜羽島駅に停車した際、16両編成の9号車の床下から煙があがったことを確認しました。

JR東海によりますと、列車は最新型車両「N700S」で車両に不具合があったとみて煙が出た原因を調べています。
車両の中にはお盆休み中の帰省客など250人が乗車していましたが、けが人はいませんでした。この影響でこだま764号の運転を取りやめ、乗客らは後続の「のぞみ」に乗り換えたということです。
