15日、東海道新幹線の車両の床下から煙が出たトラブルで、煙はモーターの出力を制御する装置から出ていたことがわかりました。

新幹線床下から煙は”主変換装置” 浜松工場で調査予定も電気回...の画像はこちら >>

東海道新幹線の「こだま764号」は、15日午後10時すぎ、岐阜羽島駅に停車した際、9号車の床下から白煙が上がっているのが確認されました。

JR東海は乗客約250人を駅で降ろし、後続の新幹線に乗り換える措置をとっていました。

JR東海によりますと、煙は車両を走行させるモーターの出力を制御する”主変換装置”と呼ばれる装置から出ていたことがわかりました。煙が出た車両は、最新型の「N700S」で、ことし6月から運転していたということです。

JR東海は17日夜、車両を浜松工場に送る予定でしたが、最終確認の段階で電気回路が正常に動かない可能性があると判明し、運行を取りやめたということです。

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