きのう午後11時8分頃、名古屋港の情報カメラには、強い光を放って夜空を駆け抜ける“あるもの”が…
黄色やオレンジ色に光っているようにも見えます。

また、同じ時間の三重県尾鷲市のカメラにも、一瞬夜空が白っぽく光る様子が捉えられていました。


昨夜、西日本から東日本の太平洋側で、空が一瞬明るくなったこの現象について、名古屋市科学館の野田学学芸員に聞いてみると…「火球です」との回答が。
「火球」とは、流れ星の中でもひときわ明るいもので、野田学芸員によりますと「通常の流れ星だと、砂粒やパチンコ玉程のものですが、今回の火球は、それをはるかに超える大きさのものと推定されます。一瞬、光が強くなったのは、落ちてきたものが砕けたためです」とのこと。
「今回だと、地上まで隕石が落下している可能性もありますが、おそらく、九州の南の海の上に落ちているため、被害はないのではないか」と話していました。






