次世代の医療現場を支える乗り物を集めた展示会が、愛・地球博記念公園で始まりました。
このイベントには、未来の医療現場で活用が期待される乗り物が、約30台展示されています。
離れた場所にいる医師からオンラインで診療を受けられるこの車は、座席をベッドに変えれば、その場でより詳しい検査を受けることもできます。

また、ドローンを搭載したタイプの車は、アクセスの悪い山間部や被災地などに物資を届ける活用が想定されています。
(名大病院 山本尚範医師)
「この地域は自動車産業が強いので、医療と自動車そしてITなどのサービスを一体化させて、クリニックに行く時代からクリニックが家に来る時代に変えていきたい」

日本に2台しかないレッドサラマンダーなど、災害支援車両も展示されているこのイベントは、24日まで開かれています。