9月1日の「防災の日」を前に、名古屋高速の職員らが南海トラフ巨大地震を想定して訓練を行いました。
南海トラフ巨大地震で最大震度と想定されている「震度7」の地震が発生した際に緊急車両の移動ルートを確保する訓練には、名古屋高速道路公社の職員ら約20人が参加しました。
放置車両を移動させる訓練では、2車線を塞いでいる車をジャッキで浮かせ移動。
道路の損傷への応急処置では、30センチの段差と開きができた箇所を板やスロープを使って15分ほどで整備しました。
(名古屋高速道路公社 山下章 さん)
「今のところ想定しているような地震動であれば、名古屋高速は橋桁の落下や橋脚の倒壊がないよう耐震化している。(道路の)つなぎ目がずれたり段差ができて車が通れなくなるのは、あり得ると思うので、そういったところをメインのターゲットとして訓練で少しでも対応していきたい」
訓練は1995年に発生した阪神・淡路大震災を受け29年前から行っていて、今後も災害に備え継続していくということです。









