これからの年末、大掃除をするという人も注意が必要です。暮らしに身近なバッテリー、ごみを出すとき気をつけないと、火災の恐れがあります。
訪れたのは、愛知県北名古屋市のごみ処理施設「北名古屋工場」。名古屋市・北名古屋市・豊山町から出る可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみが集まります。可燃ごみは、一日最大660トンを処理できます。
(名古屋市環境局事業部作業課 富樫穣課長補佐)
Q.課題は?
「可燃ごみの中にモバイルバッテリーなど火災の原因になるものが混入してしまうのが課題」
この処理工場では、おととし6月に焼却前の可燃ごみを集めるピットで火災が発生し、ごみの搬入が約1時間止まる事態に。出火原因は、不燃ごみとして出された「リチウムイオン電池」とみられます。
不燃ごみ 最後は可燃ごみと一緒に焼却
実は現在、不燃ごみはそのまま埋め立てられることはなく「鉄」を取り除いた後、可燃ごみと一緒に焼却されています。原因となったリチウムイオン電池は、ごみを細かく砕いた後、発火したとみられます。
名古屋市では、電池類はほかのごみと分けて出すルールですが、不燃ごみや可燃ごみに交じって捨てられると、処理施設の火災につながる恐れがあるのです。
(富樫課長補佐)
Q.ごみの中に光っている場所があるが?
「おそらくリチウムイオン電池を含む製品が混入して入ってきている」
北名古屋工場では、リチウムイオン電池が不燃ごみとして出されるケースが後を絶たず、作業員がごみに交じっていないか、回収の際に確認する手間が必要になっています。
(富樫課長補佐)
Q.別で集められたこのごみは?
「ごみ収集の時にごみの中に入っていた、発火の危険性のあるものを目視で取り除いたもの」
“たかが電池”では済まされない!
そこには、ハンディファンや掃除機まで。可燃や不燃ごみに混じってそのまま処理されると…
(富樫課長補佐)
「北名古屋工場に搬入されて実際に発火したもの」
この工場での不燃ごみの発火件数は、2021年度527件でしたが、名古屋市で電池類の別収集が始まった2022年度には165件にまで減り、現在も減少傾向にあります。
処理施設の火災は、ごみの受け入れそのものをストップさせ、生活に深刻な影響を与えかねません。たかが電池とは言えない問題なのです。
(富樫課長補佐)
Q.年末年始気に向けて気をつけることは?
「いつもより多くごみを出すかと思う。
強い圧力が加わると炎が…
こうした中、北名古屋市の消防署できょう行われたのは、ごみ収集車にモバイルバッテリーが投入されると、どうなるのかを示す実験。
収集車の圧縮板がモバイルバッテリーにあたり、衝撃が加わると白い煙とともに炎が激しくふきあがりました。
モバイルバッテリーやスマホ、家電などあらゆるところに使われているリチウムイオン電池。その爆発や発火の事故は後を絶ちません。

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