パンダが日本から消えてしまうかもしれません。そして、パンダが日本に再び来るのが厳しい“3つの理由”も…。
来年1月の下旬に、1か月前倒しで中国に返還されることになったパンダ。12月16日の上野動物園では、シャオシャオとレイレイに会いに、開演前から約1600人が列を作りました。
パンダの観覧は、係員の誘導に従って、1人あたりわずか1分程度。待ち時間は、最大で4時間だったということです。また23日からの観覧は「事前予約制」に、来月14日以降は「事前申し込みによる抽選制」になるということです。
日本は“ゼロパンダ状態”に
このままだと、日本からパンダがいなくなるいわゆる「ゼロパンダ状態」に入ります。野生のパンダは今、中国にしかいません。パンダの生息地は、中国の四川省などの標高約1300mから3500mの山岳地帯ということで、とても狭いです。ここから広がってもいいのに、なぜ広がっていかないのでしょうか。
800年前までは世界各地にいましたが、様々な気候変動があって、ここが住みやすいそう。さらに、パンダは“栄養の少ない笹”が大好きです。日常食として食べている笹が、ものすごく栄養がないため、パンダエネルギーを節約します。野生のパンダは、1日に5キロ圏内しか移動しないとも言われてるので、ここが良くて、もうここから動きようがないということです。
パンダから見る中国との外交の歴史
パンダを使った中国の外交の歴史見ていくと…
アメリカや、フランスともおこなっていますが、日本は1972年、カンカンとランランが来日しました。日中国交正常化を記念して、中国から友好の証としてプレゼントされたもの。しかし、1984年にプレゼントからレンタルへ変わりました。
これは、ワシントン条約でパンダの商業的な取引が禁止になって、あくまで研究目的という名目に、切り替わったからです。したがって、中国から日本に来る親のパンダも、日本で生まれた子供のパンダも、中国の所有物になりました。
中国情勢に詳しい拓殖大学・海外事情研究所 富坂聰教授は「2000年代から、政治色が強くなってきた」と話します。
日中関係が良好なときは、パンダの行き来もスムーズだった。ただ、緊迫してくると、来るべきパンダが来なかったり、早く返せと言われたり…
日本に再びパンダが来るのが厳しい“3つの理由”
富坂教授によると、日本に再びパンダが来るのは厳しいそう。その理由は三つあります。
1.中国は生体保護に熱心な国。そのため、国外レンタルへの反対意見がそもそも根強い。中国にある川“長江”に珍しい魚がいるから、漁師に10年間漁禁止っていう法律を作るぐらいの国で、船まで壊してしまうそう。その生態保護の真ん中にあるのがパンダで、そもそもレンタルしたくない。
2.日本以外にも希望国が拡大。日本以外にレンタルした方がメリット大きいんじゃないか。今、アフリカや東南アジアからオファー殺到していて、その国々は中国と結びつきを強くしたい。
3.高市発言。中国側にとっては貸す義理はなく、日本にパンダを貸す優先順位はとてつもなく低くなっている。
という指摘でした。パンダは日本では見られなくなるかもしれません。

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