日銀が決定した利上げで政策金利は30年ぶりの水準に。東海地方の経済への影響は?

日本銀行はきょう、政策金利を0.5%から0.75%に引き上げると発表しました。

0.75%に到達するのは、1995年以来30年ぶりの高い水準です。名古屋の皆さんも住宅ローンの行方は気になっているようで…

(今後購入を検討)
「いずれはマイホーム欲しいが、金利も上がってしまうと検討も難しくなる」
(5年前に変動金利で購入)
「(金利が)上がってしまうと、この先大変なことになるので。ずっと払わなくてはいけないので」

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日銀“利上げ”で30年ぶり高水準に 「マイホーム欲しいが…」 物価上昇の“歯止め”に期待も 専門家「物価高が収まるという話ではない」 暮らしへの影響は?
CBC

専門家のどう見る?

東海地方への影響について、三菱UFJリサーチ&コンサルティング・塚田裕昭主任研究員は、企業活動には利払い負担の増加や設備投資の抑制といったマイナス面を指摘しつつも、「30年ぶりの高さといっても、まだ水準は高くなくマイナスの影響は軽微」だと分析。

日銀“利上げ”で30年ぶり高水準に 「マイホーム欲しいが…」 物価上昇の“歯止め”に期待も 専門家「物価高が収まるという話ではない」 暮らしへの影響は?
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「円安が一服すると原材料価格の高騰に直面する輸出企業にも一定のメリットがあるほか、物価上昇の歯止めも期待できる」と指摘しました。

ただ、「物価高が収まるという話ではない」と指摘。住宅ローン世帯については「負担増となるが物価高の抑制が期待できるというメリットと合わせて判断すべき」とコメントしました。

日銀“利上げ”で30年ぶり高水準に 「マイホーム欲しいが…」 物価上昇の“歯止め”に期待も 専門家「物価高が収まるという話ではない」 暮らしへの影響は?
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