中日ドラゴンズが沖縄のAgreスタジアム北谷で春季キャンプをスタートさせた。キャンプ初日から、ドラフト1位ルーキーの中西聖輝投手とWBC侍ジャパンに選出されている髙橋宏斗投手がブルペン入りし、それぞれが順調な調整ぶりをアピール。

新シーズンへ向けて好発進を切った。

ルーキー中西、ベールを脱いだ30球

ドラフト1位ルーキーの中西聖輝投手が、早速ブルペンに入った。

真新しいユニフォームに袖を通し、「ワクワクする気持ちと、飛ばしすぎないようにペースを考えようという気持ちでいっぱいです」と、初々しい表情で心境を語った。

1月の新人合同自主トレで手応えを得て、体の状態も万全だったため、この日のブルペン入りは「もう今日入らない選択肢はなかった」と力強く言い切った。

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持ち球すべてを投げ込む

投球数は30球。ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク、ツーシームと、自身の持ち球をすべて投げ込み、状態の良さを見せつけた。投球後には「体の状態も体調も、肩肘もばっちしですし、このまま少々上げていければいいかなと思います」と、笑みがこぼれた。

松山投手・金丸投手など先輩のボールも意図的に見ていたと明かし「自分がテレビで見てた人たちばかりだったので、すごく刺激もありました」とコメント。プロのレベルを肌で感じ、決意を新たにしていた。

井上一樹監督からオーバーペースにならないようアドバイスされたが、本人もそれは承知の上。このキャンプのテーマについては、「怪我をしないこと、そして監督に言われたように笑顔でハツラツとプレーしたいです」と語った。

侍・髙橋、早朝トレから万全アピール

一方、WBC侍ジャパンに選出されている髙橋宏斗投手は、午前6時50分に誰よりも早く球場入りした。

まだ暗い屋内練習場では、ドジャースの山本由伸投手直伝という「やり投げ」のトレーニングで体を温め、初日に臨んだ。

【沖縄キャンプ初日】WBC侍・髙橋宏斗(23)は山本由伸直伝「やり投げ」で始動!ドラ1中西聖輝(22)初日から万全アピール 中日ドラゴンズ
CBC

髙橋投手も初日からブルペンに入り、約40球を投じた。全球種を投げ込み、順調な仕上がりをうかがわせた。

「2月1日にいい状態を持ってくることを、自主トレから意識してたので。コンディションもいいと思いますし、体も元気なので、いいスタートが切れたのかなと思います」と、確かな手応えを口にした。

実戦が近いWBCに向けても、「特に今、なんか急いで何かをやるってことはないですし、このまんまいい状態をキープしていけれれば、いい状態でまた宮崎の代表合宿のほうにも入れるのかなと思う」と、焦りはない様子だ。

チームでの立場も自覚している。「ピッチャー陣をいい雰囲気にすることが、やっぱ僕とか藤島さんの役割かなと思う。」と語り、選手会長の藤嶋健人投手と連携していく考えを示した。

それぞれの場所で、最高のスタートを

ルーキーと侍ジャパン。立場は違えど、両投手はそれぞれの目標に向けて順調なスタートを切った。

中西投手は、大学野球とは違うプロの世界へ「しっかりと対応しながら、2月を全力でやり切りたい」と、新たな環境への意気込みを語った。

髙橋投手はWBCでの役割について「場面、役割を問わずに、投げないといけないと思いますし、しっかり与えられたポジションをできればいいのかなと思います」と語った。

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