岐阜県北方町にある工場では、中国に依存している“ある薬”を作る研究・開発を進めています。
(Meiji Seikaファルマ 岐阜工場 宮下隆製造部長)
Q.ここは何の工場?
「ここはペニシリンを製造する工場です。
岐阜県北方町にある、Meiji Seika ファルマの工場。去年12月から、抗菌薬の原料「ペニシリン」の国産化を進めています。
(松本道弥アナウンサー)
「(容器の)一番底の部分に若干青っぽくなっている、これが…」
(宮下製造部長)
「これがペニシリンの生産菌になります」
タンクで“青カビ”を増殖
ペニシリンを生み出すのは、青カビ。大量生産のためには、まずタンクで青カビを増やします。
タンクの中には、茶色く泡立つ液体が。ここで青カビが増殖しています。
(宮下製造部長)
「ここで17トン、18トンまで培養液を増やします」
(松本)
「あの小さいカビが、17、18トンまで増える?」
国内最大級の培養タンク 工場1つで国内分を生産
続いて、巨大なタンクで青カビにペニシリンを作らせます。高さ11メートル・容量165トンにもなる国内最大級の培養タンクで、フル稼働させれば年間の必要量をすべてこの工場でまかなえるということです。
(宮下製造部長)
「今回、国内で必要な分が200トンですので、(この培養タンクが)2基あれば十分まかなえる」
Q.この工場1つで国内分を生産できる?
「十分量をここでまかなえます」
コストを理由に約30年前に操業停止
もともとこの工場では、1971年からペニシリンを生産し、最盛期には海外に輸出する分も含め、年間1000トンほど生産していましたが、約30年前に操業を停止。理由は「コスト」でした。
(宮下製造部長)
「為替や中国との価格競争に負けて、94年以降はペニシリンを製造していなかった。しかし、他の抗菌薬の原料を作っていた」
「有事の際に供給できるよう稼働開始」
海外とのコスト競争に敗れ、抗菌薬の原料をほぼ100%中国などに依存するようになった日本。しかしその後、海外からの薬の供給が滞るトラブルが起きたため2022年、抗菌薬を経済安全保障上の「特定重要物資」に指定し、国産化に舵を切り直したのです。
(宮下製造部長)
「有事の際にもしっかり供給できることを目指して稼働開始した」
「海外・中国の製品に比べコストが上がる…」
この工場では、再来年をめどに原料だけでなく「抗菌薬」の生産体制を整えることを目指していますが、「コストの壁」は、なお残されています。
(宮下製造部長)
「国産化となると、海外・中国の製品と比べてコストが上がるので、このコストをどのようにビジネスとしてやっていくかが大きな課題」
抗菌薬の販売価格への補助は未定
工場の再稼働には政府の支援を受けられましたが、いまのところ抗菌薬の販売価格への補助は決まっていません。
コストを優先してきた日本のモノづくりが、様々な国際関係の中でいま見直しの局面を迎えているといえます。

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