岐阜県大垣市のガソリンスタンドで販売された灯油に、ガソリンが混ざっていた可能性が…。きのうは立ち入り調査も行われました。
(弓削はな記者 きのう午前11時半過ぎ 岐阜・大垣市)
「購入した灯油にガソリンが入っているかを検査するため、列が出来ています」
きのう、岐阜県のガソリンスタンドにできた長い列。そこには警察や消防隊員の姿も。
消防などによりますと、大垣市の「キグナス石油西濃」で、ガソリンが混ざったおそれのある灯油が販売されていました。
購入した客のポリタンクの中身を確認
灯油は1月29日から2月13日までに販売されたもので、きのうは警察と消防が立ち入り調査を行い、購入した客が持ち込んだ灯油用ポリタンクの中身にガソリンが混ざっていないか、ひとつひとつ確認していきました。
(灯油を購入した人)
Q.いつ購入した?
「先週の金曜日」
Q.においが変とか感じた?
「分からなかった。においをかいでも。ちょっと心配で持ってきた」
「これは初歩的なもの。(灯油を売ることを)商売にしているから、こういうことはあってはならない」
ファンヒーターから火… 住宅火災との関連も指摘
この店で働く従業員は。
(従業員)
Q.どういう状況?
「いま捜査中なので分からない」
Q.返金などの対応は?
「きのうは返金も一時していたけど、きょうは検査中」
実はこの問題の灯油、火災との関連も指摘されています。
大垣市内では2月9日、ファンヒーターから火が出て住宅が全焼する火事が…。
消防によりますと、敷地内で見つかったポリタンクには、この店で購入した、ガソリンが混ざった灯油が入っていたということです。
ファンヒーターにガソリン入れると…
ガソリンをファンヒーターに入れてしまうと、どんな危険があるのでしょうか。
ファンヒーターに誤ってガソリンを給油し、電源を入れた実験では、ガソリンは揮発性が高く熱でタンクが温まると中の圧力が上がってガソリンが漏れ出します。電源を切ったあと再び点火すると、大きな爆発音とともに炎が広がりました。
ガソリンは灯油よりも引火しやすく、小さな火種でも一気に燃え広がる危険があるということです。
警察と消防は、ガソリンが混ざった原因を調べるとともに、火災につながるおそれがあるとして、購入した灯油は使用せず、店や消防に連絡するよう呼びかけています。

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