(大石邦彦アンカーマン)
今回のオリンピックで日本が9つのメダルを獲得したスノーボード。日本中が盛り上がりましたが、まだ比較的歴史の浅い競技といえます。



スノーボードが正式種目になったのは、長野オリンピックですから1998年。「ハーフパイプ」はこのとき始まりました。そして2014年のソチで「スロープスタイル」が追加され、村瀬心椛選手の金メダルなどで注目された「ビッグエア」は、2018年の平昌オリンピックからなんですね。2018年、2022年、2026年。まだ3回しか行われていません。

種目増えた夏季五輪の競技を一部「冬にまわす」検討!? 冬っぽ...の画像はこちら >>

さて、次の「冬のオリンピック」は2030年!場所はフランス・アルプス地域です。IOCはどんな種目を実施するのか、追加競技はどうするのか。ことし6月に発表するとしています。

夏の競技を一部「冬に移行する」案が…

実はこの種目の発表、本来はもう少し早いはずなんですが、今回ちょっと遅いんですね。なぜか。実は種目が増えてしまった夏の競技を、一部「冬に移行する」ことを検討しているんです。

種目増えた夏季五輪の競技を一部「冬にまわす」検討!? 冬っぽくない種目も?レスリング女王めぐる“想像”【大石邦彦解説】
CBC

(若狭敬一アナウンンサー)
例えばマラソンもそうですけれど、暑すぎて時間帯が難しい。確かに冬にするのもありかもしれません。



(大石)
あくまでも検討段階でどうなるのか、どの競技が選ばれるのかはまったくわかりません。ただ例えば、私、取材したんですが、レスリングの関係者の中には、「冬に移行してほしい」と考えている人もいるんです。

レスリングで広がる“想像”

…となると、ちょっと想像してみましょう。レスリングの藤波朱理選手22歳。2024年、夏のオリンピックで金メダル獲りました。彼女が目指しているのは2028年の夏のロサンゼルス。そのとき24歳。

種目増えた夏季五輪の競技を一部「冬にまわす」検討!? 冬っぽくない種目も?レスリング女王めぐる“想像”【大石邦彦解説】
CBC

そして通常であれば2032年の夏、ブリスベンとなるんですが、3連覇の吉田沙保里選手や4連覇の伊調馨選手が言っていたのは、「年齢を重ねたあと4年でピークを持ってくるのは難しい」ということなんです。

2028年夏のロサンゼルスから、2030年冬のフランスまでは2年しかありません。これは、藤波選手は前倒しで、26歳で3連覇を狙えるかもしれない。これは藤波選手にとっても朗報になるのではないでしょうか。

種目増えた夏季五輪の競技を一部「冬にまわす」検討!? 冬っぽくない種目も?レスリング女王めぐる“想像”【大石邦彦解説】
CBC

実際どうなるかはまだ全くわかりませんが、冬のオリンピックの今後から目が離せません。

編集部おすすめ