2週間の停戦合意は、私たちの暮らしにどんな影響を与えるのか。

(大石邦彦アンカーマン)
このまま停戦となるのかが最大の焦点ですが、それによって日本の暮らしの生命線・ホルムズ海峡がどうなるのかも注目されています。

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アメリカのトランプ大統領は「今回のイラン攻撃の2週間停止は、イランがホルムズ海峡の、完全かつ即時安全な解放に同意することが条件」としています。

一方、イランのアラグチ外相は「2週間はホルムズ海峡の安全な航行が可能になる」とコメントしていて、双方のコメントを額面通り受け取れば、事実上封鎖されていたホルムズ海峡は、開放されることになります。

アメリカ・イランの“2週間停戦合意”でガソリン価格はどうなる?今後の見通し【大石邦彦解説】
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つまり、留め置かれていた42隻の日本関連船も通過できる可能性も出てきました。

国交省に連日取材していますが、詳しいことは教えてくれませんが、国交省もかなり“前向きな情報”と捉えていました。

ホルムズ海峡が正常化しないケースも想定…

一方でホルムズ海峡が、正常化しないケースも政府は想定しています。

日本の石油備蓄は、4月4日時点で231日分になっていて、このままなら11月中に枯渇する恐れがあります。この現状の中、高市総理は7日「備蓄放出量を抑えながらも、年を越えて石油の供給量を確保できるめどがついた」とコメント。特にアメリカ産を多く輸入する方針も示しました。

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ガソリン価格 今後の見通しは?

生活に直結するガソリン価格は、ホルムズ海峡次第で上がっていくのか、落ち着いていくのかで変わってくると思います。

現時点のガソリン価格を見てみましょう。1リットルあたりのレギュラーガソリンの価格です。補助金があると、最新(4月6日時点)で1リットル167.4円。

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しかし、補助金がないと実は最新で217.2円なんです。

ちなみに4月9日~15日の1週間も補助金は48.8円で、この50円近い補助金が2か月続くと予算が底をつくという話なので、このままいくのか、ホルムズ海峡が解放されるのか、それ次第でこの補助金の額も変わってくるということになりそうです。

今回の2週間の停戦合意は、あくまでもパキスタンが仲介しての話なので、アメリカ・イラン双方が対面で交渉するまでは、予断を許さしません。

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