オートバックスセブン<9832>、富士通<6702> 傘下でシステム開発・運用のABシステムソリューションに追加出資し子会社化

オートバックスセブンは、システム開発・運用のABシステムソリューション(東京都江東区。売上高24億1000万円、営業利益1億9200万円、純資産6億2600万円)の株式を追加取得し、完全子会社化することを決めた。

ABシステムの親会社である富士通が保有する全株式85.1%を買い取り、現保有分14.9%と合わせて100%とする。DX(デジタルトランスフォーメーション)領域の戦略子会社と位置付け、各種サービスの提供につなげる。取得価額は未確定。取得予定日は2023年4月1日。

ABシステムソリューションは2002年にオートバックスを主体として設立。日本国内600店舗、海外50店舗の自動車用品店「オートバックス」チェーンの基幹システムの構築、運用・保守を手がけている。2009年に資本構成の見直しに伴い、富士通の傘下となった経緯がある。オートバックスによる完全子会社化後、ABシステムソリューションは「オートバックスデジタルイニシアチブ」に社名を変更する予定。

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