ソーシャルワイヤーは国内シェアオフィス事業を、ヒューリックに譲渡することを決めた。これに伴い、デジタルPR事業と新規事業に経営資源を集中させる。

新型コロナ禍や大手不動産会社のシェアオフィス事業への参入などで市場環境が厳しさを増していた。当該事業を会社分割して設立する新会社「CROSSCOOP」(東京都中央区)の全株式を譲渡する形。譲渡価額は14億7200万円。譲渡予定日は2023年9月1日。

ソーシャルワイヤーは2008年からベンチャー・中小企業向けのシェアオフィス「CROSSCOOP」を運営し、現在、国内10拠点で事業を展開している。今回譲渡するのは横浜拠点を除く9拠点の事業(売上高14億6000万円、営業利益5600万円)。

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