積水ハウス<1928>、戸建住宅事業を展開する米国M.D.C.を買収

積水ハウスは米国子会社を通じて、戸建住宅事業を展開する現地M.D.C. Holdings, Inc.(コロラド州。売上高8450億円、営業利益1140億円、純資産4570億円)の全株式を取得することを決めた。

全米で5位(年間約1万5000戸)の規模を誇るホームビルダーグループとなる見込み。積水ハウスは海外市場における2025年度の戸建住宅供給目標を年間1万戸としている。取得価額は約49億5400万ドル(約7324億円)。取得予定は2024年上半期。

積水ハウスは2017年にWoodside Homes Company, LLC(ユタ州)を完全子会社化し、米国の戸建住宅事業に本格進出。その後も、Holt Homes Group(ワシントン州)、Chesmar Homes, LLC(テキサス州)を完全子会社化し、同国での事業を拡大してきた。M.D.C.は1972年設立で、米国16州34都市で事業を展開。2022年度の引渡戸数は9710戸で全米11位だった。

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