セイノーホールディングスは18日、三菱電機の物流子会社、三菱電機ロジスティクス(東京都中野区。売上高1350億円、営業利益39億8000万円、純資産580億円)の株式66.6%を取得し、子会社化すると発表した。

運転手不足などの国内運輸業界の「2024年問題」に、規模拡大で対応するのが狙い。残る33.4%は引き続き三菱電機が保有する。取得価額は572億7600万円。取得予定日は2024年10月1日。

セイノーは三菱電機ロジスティクスが持つ大型機器・設備などの特殊輸送、半導体や精密機械の輸送に関するノウハウ、ロジスティクスセンターといった資産を活用することで、エレクトロニクス領域における対応力を強化し、顧客のサプライチェーン(供給網)を最適化する。

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