スマートバリューはリース車両向け物販事業を、自動車関連製品や半導体・電子部品などの販売を手がけるコシダテック(東京都港区)に譲渡することを決めた。リース車両向け物販事業は祖業の流れをくみ、ピーク時は売上高が15億円程度まで拡大していたが、近年は事業規模が縮小し、営業赤字が続いていた。

当該事業の直近売上高は4億7900万円。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2024年7月31日。

コロナ禍以降、一般法人が使用する社有車保有台数の削減から、関連する物販需要が大きく減少。このため、オリジナル商材への組み替えなどの対策に取り組んできたが、主力商品のカーナビゲーションシステムやバックカメラはメーカーによる標準装備化が進展し、採算が悪化していた。

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