CDMO(医薬品受託開発製造機関)事業の拡大が狙い。ViSpotは抗体医薬などのバイオ医薬品の安全性を担保するために必須の試験であるウイルス安全性評価試験の受託サービスを提供するスタートアップ企業。
ViSpot(神戸市)の全株式を取得する。同社は2017年設立で、出資構成は日用品・トイレタリー大手のサンスター(大阪府高槻市)が90%、神戸大学発ベンチャーの創業支援などを目的とする科学技術アントレプレナーシップ(神戸市)が10%。
ウイルス安全性評価試験を新サービスとして取り込み、バイオ医薬品の開発・製造・品質試験にワンストップで対応できる体制づくりにつなげる。