梱包・運輸事業を手がけるサンリツは、2015年に運送代理店業務の山立国際貨運代理(上海)有限公司(上海市)を子会社化し、梱包を軸にした国際物流事業を展開してきた。しかし、コロナ禍や主要顧客の生産体制見直しなどの要因から、期待する利益水準を下回る状況が続いていたため、経営資源の選択と集中の一環として譲渡することにした。

譲渡先は現地の梱包・包装会社で、サンリツは中国での事業から撤退する。山立国際貨運代理は売上高3億4700万円、営業利益1560万円、純資産1億2900万円(2024年3月期)。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年3月31日。

編集部おすすめ