芙蓉総合リースは「モビリティ物流」を成長ドライバーと位置付け、車両・物流領域を中心にパートナーとの連携機会を模索してきた。同社のファイナンス機能とソリューション能力と物流機器の販売・レンタル事業を手がけるワコーパレット(大阪市)の知見や事業基盤を融合させ、事業拡大を目指す。

日本政策投資銀行(DBJ、東京都千代田区)と共同で株式を取得し、所有割合は芙蓉総合リースが51%、DBJが49%とする。ワコーパレットはオリックスグループで、売上高157億円、営業利益33億8000万円、純資産215億円(2023年12月期)。取得価額は非公表。取得予定日は2025年3月28日。

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