石油資源開発はジャペックスエネルギー(東京都台東区)をアストモスエネルギー(東京都千代田区)に譲渡することで、グループ事業の「選択と集中」を狙う。譲渡先のアストモスエネルギーは出光興産と三菱商事が出資する液化石油ガス大手。

石油資源開発はジャペックスエネルギーの持ち分90%を全て譲渡する。

石油資源開発は2009年にジャペックスエネルギーを買収し、LPGや重油などの石油製品販売事業を展開してきた。しかし、2022年以降は脱炭素化の流れを受けて、収益力の強化と中長期的な事業構築に向けた事業ポートフォリオの見直しを進めている。今回の譲渡も、その一環。

ジャペックスエネルギーは売上高536億円、営業利益4億1700万円、純資産20億円(2025年3月期)。

譲渡価額は1億100万円。譲渡完了予定日は2025年12月25日。

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