ネイルサロンを展開するコンヴァノはビットコインを自己資本の新たな形態として組み込む資本政策への転換を進めており、こうしたデジタル・トレジャリー戦略を遂行するうえで資金確保が急務になったのに伴い、売却益が見込める子会社のTKBC(東京都千代田区)を手放すことにした。譲渡先は非公表としている。

TKBCは美容クリニックに対する医療事務や人事・経理、施設管理などの支援業務を手がける。コンヴァノは今年4月、TKBCの親会社を1円で取得した。取得時点で、この親会社が連結ベースで債務超過だったことによるが、TKBC単体の評価額は3億6500万円だったという。

譲渡価額は17億7000万円。譲渡予定日は2025年8月11日。TKBCの全株式を譲渡する。

編集部おすすめ