物流大手のSGホールディングスは中国事業見直しの一環として、現地物流子会社の上海虹迪物流科技有限公司(略称RUNBOW、上海市)の全出資持ち分70%を合弁パートナー側に譲渡する。RUNBOWの業績はコロナ禍を経て一定程度回復したものの、想定した水準には達しておらず、先行きに不確実性があることなどから、事業の選択と集中を行う必要があると判断した。

譲渡先はRUNBOW総経理で合弁パートナーである張鵬飛氏が代表を務める上海格羅博特智能科技有限公司(上海市)。RUNBOWは売上高120億円、営業利益△4100万円、純資産73億円(2024年12月期)。

譲渡価額は約16億9300万円(8260万元)。譲渡予定日は2025年9月30日。

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