車載・通信用のコイル関連部品を製造するスミダコーポレーションは、ドイツのEV(電気自動車)向け補助金廃止や中国経済の低迷による需要減に伴い、欧州事業の構造改革を進めており、その一環。Schmidbauer Transformatoren- und Gerätebau GmbH(バイエルン州)を子会社化することで、収益源の多様化やSchmidbauer製品の自社製造による収益拡大を見込む。
取得価額は約58億3700万円。取得予定は2025年度中。ドイツ子会社を通じてSchmidbauerの株式80%を取得する。