ハウス食品グループ本社は品メーカーでセブン-イレブン・ジャパン向けの総菜・デザート・パンを製造するデリカシェフ(埼玉県久喜市)の全株式を武蔵野(埼玉県朝霞市)に譲渡することで、事業の「選択と集中」を図る。ハウス食品は、現行の第8次中期計画で「スパイス系」「大豆系」「機能性素材系」の3領域をコアの成長領域と位置づけ、経営資源を集中投下する方針。
デリカシェフは売上高188億円、営業利益△1億7200万円、純資産25億3000万円(2025年3月期)。
譲渡先の武蔵野は、コンビニエンスストア向けの食品製造事業を手がける。
譲渡価額は90億円。譲渡予定日は2026年1月15日。