フィルムメーカーの大倉工業は、フジコー(香川県丸亀市)のフィルム加工技術を取り込むことで、素材製造から加工までを一貫して手がける垂直統合型の体制を構築し、成長分野であるプロセス機能材料での事業拡大を目指す。

フジコーは自動車、情報電子、半導体関連産業向けに製品を供給しており、売上高96億7000万円、営業利益6億4300万円、純資産59億4000万円(2024年12月期)。

取得価額は非公表。取得予定日は2026年1月16日。フジコーの全株式を取得する。

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