食肉卸や酒類製造などのエルアイイーエイチは、学習・教育図書出版や教育ソフトの開発・販売を手がける子会社の吉野創育(東京都中央区)を譲渡するのに伴い、業績不振が続いていた教育関連事業からの撤退を完了する。11月末にはグループ子会社で学習塾用教材を制作・販売する創研(大阪市)を、セミナー・研修事業のマナビバ(東京都中央区)に1円で譲渡することを発表。

今回の吉野創育についても同じくマナビバに全株式を1円で譲渡する。

吉野創育は売上高0円、営業利益△38万4000円、純資産708万円(2025年3月期)。近年は事実上、休眠状態にあった。

教育関連事業は2006年から運営してきたが、少子化による利用者の減少や同業他社との競争激化などで業績不振に陥っていた。

譲渡予定は2026年1月下旬。

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