IP(知的財産)事業を展開するディー・エル・イーは、ビジネス領域の選択と集中を進めており、その一環。昨年4月、プロ・アマチュアスポーツクラブや大学のブランディング支援を手がけるase(東京都新宿区)を子会社化したが、当初期待した投資成果が得られていないことなどから、譲渡を決めた。

譲渡先はase代表取締役の熊本浩志氏。

aseは売上高1億7300万円、営業利益1000万円、純資産△2900万円(2025年3月期=7カ月変則決算)。

譲渡価額は1528万円。譲渡予定日は2026年1月1日。ディー・エル・イー側が保有するase株式のすべて88.3%(3.3%の個人保有分を含む)を譲渡する。

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