ブラザー工業は、事業ポートフォリオの変革を掲げた中期戦略「CS B2027」で業務用通信カラオケ機器「JOYSOUND」事業について、「収益性改善事業」と位置付けていた。その一環として今回、開発・販売会社であるエクシング(名古屋市)の株式70%を音楽サービス大手のU‐NEXT HOLDINGSに譲渡することを決めた。

ブラザーはエクシングに30%を継続出資し、同社を持ち分法適用関連会社とする。

エクシングは売上高277億円、営業利益17億2000万円、純資産145億円(2025年3月期)。「JOYSOUND」ブランドの業務用通信カラオケ機器の製造についてはブラザーグループが引き続き担うとしている。

譲渡価額は175億円。譲渡予定日は2026年4月1日。

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