大手化学メーカーのデンカは東洋スチレン(東京都港区)を子会社化し、ポリスチレンの製造技術やリサイクル技術を取り込むことで、競争力強化と環境関連事業の高度化を図る。東洋スチレンは1998年にデンカ、日鉄ケミカル&マテリアル(東京都港区)、ダイセル(大阪市)の3社のポリスチレン事業を統合して設立されたが、国内需要の減少や輸入品との競争激化など市場環境の悪化で、事業再構築の必要性が増していた。

東洋スチレンは売上高483億円、営業利益12億2000万円、純資産117億円(2025年3月期)。

取得価額は非公表。取得予定日は2026年3月31日。デンカはダイセルが保有する東洋スチレンの株式15%を追加取得し、持ち株比率を50%から65%に引き上げる。

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