静岡銀行を傘下に置くしずおかフィナンシャルグループと名古屋銀行は、2028年4月に経営統合することで基本合意した。共同持ち株会社のもとに静岡銀行と名古屋銀行を配置する2バンク体制とする。

統合によって、首都圏から中京圏にいたる主要経済圏を効果的にカバーする地方銀行トップクラスの金融グループへの発展を目指す。

しずおかFGと名古屋銀は2022年4月に包括提携「静岡・名古屋アライアンス」を締結し、相互連携を進めてきた経緯がある。双方の地盤である静岡、愛知の両県は製造業を中心とする強固な産業基盤を持つことで共通する。さらに、しずおかFGは近年、首都圏への戦略展開に力を入れている。

統合に際して、共同持ち株会社の母体となるしずおかFGを完全親会社、名古屋銀を完全子会社とする株式交換を実施する。しずおかFGの柴田久社長、名古屋銀の藤原一朗頭取を共同委員長とする統合準備委員会を設置し、協議を集中的に進める。統合に関する最終契約は2027年3月を予定している。

しずおかFGは総資産15兆8783億円、預金残高12兆1013億円、貸出金残高11兆647億円(2025年12月末)。名古屋銀は総資産6兆2354億円、預金残高5兆3849億円、貸出金残高4兆1806億円(同)。

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