【ダイハツ工業】トランプ大統領も認めた?軽自動車ビジネスのこれから|ビジネスパーソンのための占星術

こんにちは、柳川隆洸です。 新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」を連載しています。

西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。

まず、先月の12月20日の新月から現在までを振り返ってみましょう。

クラウド障害や米国の軍事侵攻などの大事件が的中

前回の記事で「通信インフラの突発的なトラブルや、フェイクニュースによる混乱が生じやすい」とお伝えしていましたが、年末に生成AI(人工知能)の機能を悪用したディープフェイク画像が拡散して世界的な社会問題となったほか、主要なクラウドサービスでも大規模なシステム障害が発生し、デジタル領域での混乱が浮き彫りとなりました。

「年明けには権力の暴走や、外交面での強い衝突が懸念される」ことにも触れていましたが、1月に入ると南米でのアメリカによる強引な軍事介入や、北極圏の領土を巡る同盟国間の対立など、これまでの国際秩序を揺るがすような激しい動きが各地で勃発しました。

前進と突発的な破壊が隣り合わせの月、失言に注意

そんな中での1月新月からの星の影響を見てみましょう。

新月は1月19日04:54です。

まず、今月の星配置で最も特徴的なのは、社会の基盤や組織を表す山羊座に重要な天体が密集している点です。国家や指導者を象徴する太陽、大衆を表す月だけでなく、情報や流通を意味する水星、そして攻撃性の象徴である火星まで、山羊座で会合しています。

これは、社会全体が非常に現実で実務的なモードに入り、結果を出すことに対してストイックになることを意味しています。またメリットとデメリットの価値判断がより強烈になる事も意味します。

そして、この山羊座の天体の集まり対して、変革をもたらす天王星がポジティブな配置を取っています。これは、古いシステムに新しい技術を組み込んでいく動きを意味し、これまで停滞していたプロジェクトを見直すには絶好の機会と言えるでしょう。

一方で心配な星配置もあって、新月のすぐそばにいる火星ですが、情報を示す水星とピッタリ重なる配置にあり、さらに1月下旬にかけて、破壊と再生を意味する冥王星に近づいていきます。

これは、社会的な緊張感が極限まで高まるサインです。

強烈なエネルギーが働き、特にテック関連のトラブルや、紛争やテロなどのリスクが懸念されます。各界のリーダーの言葉が鋭くなりやすく、議論が紛争へと発展しやすい不穏な雰囲気を感じざるを得ません。

金融市場においても、冥王星の影響により、これまでの常識を覆すような変化や、突発的な値動きが発生するかもしれませんので注意が必要です。この辺りの警戒すべき時期は、1月28日前後で、火星と冥王星が会合するタイミングとなります。

この前後の数日間は、システム障害や炎上、あるいは物理的な事故などが起こりやすい、この1ヶ月で最も注意すべき期間です。 その後、2月に入ると星々の緊張関係は徐々に緩みますが、上旬いっぱいは余波があるため、引き続きの警戒がお勧めです。

個人レベルでは、やはり情報の扱いと安全確保がテーマになります。 水星と火星、冥王星が絡むこの時期は、データの消失やサイバー攻撃のリスクが高まります。重要なデータのバックアップは多重に行い、セキュリティ設定を今一度見直してください。

また、刹那的に発した言葉が取り返しのつかない事態を招く可能性があります。「売り言葉に買い言葉」は避け、冷静さを保つことが、この激しいエネルギーを乗り切る鍵となります。

いずれにしても、この1ヶ月は堅実な前進と突発的な破壊が隣り合わせにあるような時期です。

大きな成果を出せるチャンスでもありますが、足元をすくわれないよう、常にリスク管理を怠らないよう冷静に判断しましょう。

【企業ピックアップ】ダイハツ工業

毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。

今回はダイハツ工業(1907年3月1日設立)を取り上げます。最近では、認証不正問題からの信頼回復が焦点となっているダイハツ工業ですが、同社は1907年に大阪で創業した日本最古級の量産自動車メーカーで、スズキと並ぶ軽自動車の大手企業です。

「ミゼット」や「ムーヴ」、「タント」など生活に寄り添う車種で存在感を出してきました。1998年にトヨタの子会社となり、2016年には完全子会社化され、グループの小型車戦略の一翼も担っています。

国内専用規格だった軽自動車が海外でも選択肢になるかどうかも含め、次の一手が気になるところです。今後、どこまで成長するのか、注目が集まっています。栄枯盛衰が激しい自動車業界で安定して成長できるのか、西洋占星術の視点からチェックしていきたいと思います。

理想と現実でバランスを取れるが、慎重さに圧力が

ダイハツ工業のホロスコープを見てみますと、太陽は魚座にあります。魚座は水の柔軟性を持ち、あらゆる状況に合わせることができる性質を持っていますが、ダイハツがトヨタグループという巨大な組織の中で、完全子会社として適応できたのも、この魚座特有の柔軟性と奉仕精神があればこそ、と言えるでしょう。

価値観を示す金星は、実利と伝統を重んじる山羊座にあり、これが、ダイハツの作る車が華美なスポーツカーではなく、「タント」や「ハイゼット」のような、社会のインフラとなる軽自動車を得意とする特徴としてハッキリと出ています。山羊座の金星は、コストを削り、耐久性を高めることに無類の才能を発揮します。

つまりダイハツは、夢や理想(魚座)と、厳しい現実(山羊座)の間でバランスをとりながら実用的な能力を高める優等生と言えます。

一方で、行動力を意味する火星と、制限・ルールを象徴する土星がネガティブな繋がりをしており、これは占星術において「アクセルとブレーキを同時に踏み込む配置」と呼ばれます。「もっと早く、もっと遠くへ」という拡大意欲に対し、「枠からはみ出すな、慎重に」という圧力が常に内部で衝突しているのです。

この構造的な葛藤は現場に無理を強いる企業風土の根源となりやすかったのかもしれません。

魚座の太陽は、時に現実と幻想の区別を曖昧にします。知性や情報を意味する水星も魚座にあり、これは論理よりもその場の空気や情緒を優先してしまう傾向を意味します。「できない」と言えない弱さが、データの改ざんという形で出てしまったのは、ある意味でこの星の配置の負の側面が表面化した結果とも言えるでしょう。

トヨタ傘下入りの「光と影」

次にダイハツの今後を見ていきますが、まずは過去の傾向と占星術を照らし合わせて見ます。

まず、1998年のトヨタによる子会社化ですが、この時、幸運の星といわれる木星がダイハツの太陽と重なっていました。これは大きな庇護者の下に入るという、典型的な幸福の配置です。トヨタの軍門に下ったという見方もできますが、占星術的には強力なパトロンを得た成功のタイミングだったといえるのです。

ただ、2016年に海王星が、ダイハツの太陽の上にぴったりと重なった時から様相が変わってきました。海王星の作用は「溶解」と言う意味があり、ダイハツ工業というブランドが曖昧になりやすい時期だったのです。実際にこの年、ダイハツは上場廃止となり、トヨタの完全子会社となりました。

「トヨタの子会社になったことは良かったのか?」という是非についても、経営的には救済されましたが、海王星の溶解があった以上、アイデンティティは喪失したと考える方が自然です。

この喪失の結果が2023年に繋がっているのかもしれませんが、この海王星は今度はダイハツの水星(情報・データ)の上に乗りました。海王星が水星にかかると、「嘘」や「隠蔽」が生まれやすくなります。認証不正問題が発覚し、全車種出荷停止という厳しい状況に立たされたのは、まさにこの星の配置のピーク時でした。

加えて、2024~2025年はダイハツはサターン・リターンという、企業にとっては約30年に一度の試練の時期を迎えています。企業の問題を立て直すための痛みを伴う調整期間を過ごしました。

12年に1度の幸福な年、早々にトランプ発言が飛び出す

このようにダイハツは現在もまだ、大変な期間の渦中ですが、そんな中でも突然光が見えてきたのです。

トランプ大統領の「日本の軽自動車はキュート。米国での生産・販売を推進する」という発言(2025年12月報道)は、ダイハツにとって起死回生の分岐点となり得るニュースだと思いますが、なんと2025年後半からダイハツはジュピター・リターンという占星術で12年に一度の幸運な時期に入っていたのです。

同社の木星は蟹座にありますが、蟹座は大衆やファミリーを意味するため、軽自動車、あるいは人々の生活に寄り添う車という強みを再評価されるチャンスに巡り会ったといえます。

ただし、まだまだ楽観できないのが、2026年2月と5月に制限を意味する土星と同社の木星・海王星にネガティブな繋がりが発生します。

これは厳しい現実に直面するという配置で、米国進出は、ダイハツにとって起死回生のチャンスに見えます。

しかし、規制緩和と思って安心して、準備不足のまま拙速に参入すると2023年の二の舞が起きてしまうかもしれません。ですから、今は特に慎重に行動すべき時期といえます。

ですが、過去の失敗を教訓に、土星の厳格さを味方につけることで、米国特有の安全基準に対し、小さくても頑丈なジャパニーズ・クオリティを証明することができれば、2026年後半からの運気上昇に乗ることができそうです。

同社にとっては2026年は、アイデンティティーを取り戻し、「軽自動車」いう武器で地に足の着いた戦略を取れるかどうかが、これからの30年の社運を決める真の分岐点となりそうです。

*次回公開予定は2月16日です。

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