三菱電機<6503>は、イタリアの空調機器製造販売子会社の三菱電機ハイドロニクス&アイティークーリングシステムズ(バッサーノ市)と、オランダの販売子会社の三菱電機ヨーロッパ(アムステルダム市)を通じて、フランスの水空調会社AIRCALO(ボルドー市)を子会社化した。
空調冷熱事業など4事業に重点投資し、成長を加速させる2026年3月期を最終年とする5カ年の中期経営計画に沿ったもので、AIRCALOの持つ幅広い製品ラインアップと高いカスタマイズ力を活用して、今後拡大が見込まれる欧州での水空調事業を強化する。
水空調は熱源機と室内機を冷温水配管で接続する空調方式で、個別に対応する受注生産が多く、製品ラインアップとカスタマイズ力が重要なポイントとなる。
中期経営計画では空調冷熱事業を含む「空調・家電」部門で2026年3月期に売上高1兆7000億円(2023年3月期比24.8%増)を目指しており、AIRCALOが果たす役割は小さくはなさそうだ。
成長戦略の重要地域の欧州に注力
AIRCALOは冷温水を用いて冷暖房する小型室内機と、冷温水を用いて冷暖房、換気を行う大型室内機を手がけており、小型室内機では周辺部材やコントロール機器などを顧客ごとにパッケージ化して販売することで、施工の不具合を低減するなどの特色を持つ。
欧州では冷媒規制の厳格化や、地球温暖化係数の低い冷媒への切り替えなどが予想されており、冷媒使用量が少ない水空調方式の拡大が見込まれている。
このため三菱電機では欧州市場を空調冷熱事業の成長戦略の重要地域と位置付け、今回の買収に踏み切った。
AIRCALOのグループ化を機に、より環境に配慮した製品を欧州市場に投入するとともに、三菱電機の欧州販売網を活用して、売り上げを伸ばしていく。
AIRCALOに次ぐ第2のM&Aも
中期経営計画では2026年3月期に売上高5兆円以上、営業利益率10%、ROE(自己資本利益率)10%の目標を定めている。
売上高については、すでに2023年3月期に前倒しで5兆円を達成しており、2026年3月期に向けては営業利益率(2023年3月期は5.2%)とROE(同6.9%)の目標達成に注力する。
売上高が横ばいで推移するのは、空調冷熱事業をはじめビルシステム事業やパワー半導体事業、FA制御システム事業などの重点投資事業は伸びるものの、カーマルチメディア事業や液晶ディスプレイなどの低収益事業で撤退や売却を計画しているため。
現中期経営計画中に三菱電機が適時開示した企業買収は、2024年1月に発表した屋内配線工事などを手がける北弘電社の子会社化のみで、重点投資を行う事業分野では今後、AIRCALOに次ぐ第2のM&Aもありそうだ。
文:M&A Online
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