こんにちは、柳川隆洸です。
新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容でお届けしています。
まず、先月の10月21日の新月から現在までを振り返ってみましょう。前回の記事で「社会のバランスが乱れやすく、特に国際関係や金融関連では、外交や金融において神経質な動きが出やすい」とお伝えしていましたが、10月は、英・独・仏などの長期金利が一斉に大きく低下し、「記録的な国債ラリー」と報じられました。
また、「軍事やテロ、サイバー分野での突発的な動き」にも触れていましたが、アフリカ・中東・南米などの紛争やテロが各地で勃発しました。
不安が和らぎ、年末商戦で活況が期待できる
そんな中での11月新月からの星の影響を見てみましょう。
今回の新月は11月20日15時47分です。
今回の新月は、国家や指導者を意味する太陽と大衆を示す月、そして情報の水星が蠍座で重なります。この蠍座での集中は、金融や債務等の問題に焦点が当たりやすくなり、破壊と再生の冥王星がポジティブに繋がるので、制度改革等が具体的に進みやすくなりそうです。
また、拡大発展の木星と縮小・試練の土星とも穏やかに繋がり、各国の政策が実現しやすくなり、不安が和らぐ場面も期待できそうです。
ただ、革命の天王星とは真っ向から向き合うため、通信・サイバー・国際交渉では突発的な問題が生じやすく、不穏な雰囲気が残るかもしれません。
時期別に見ると、11月26日から30日にかけては金融を意味する金星が木星と土星からポジティブな影響があり、上昇の機運が上がりそうです。また小売や観光なども追い風を受けやすくなり、年末商戦にも好影響が出るかもしれません。
一方で12月9日から14日にかけては、攻撃を意味する火星が制限の土星や惑わす海王星とハードな繋がりを作り、努力が報われにくい感覚や、遅延・混乱が起きやすい時期です。政策や行政対応の遅延が表面化し、国民の不信感が一時的に高まり、批判が集中しやすくなるかもしれません。また水に関わる事故や交通・通信のトラブルは警戒が必要でしょう。
それでも、情報の水星が射手座に入り、祝祭ムードを求める空気も強まるため、旅行や消費の話題は活気に溢れそうです。
この1ヶ月は変化と前向きな進展が混在するタイミングです。上手く活用してください。
【企業ピックアップ】日清食品ホールディングス
毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。
今回は日清食品ホールディングス<2897>(1948年9月4日設立)をピックアップしました。
日清食品HDは「チキンラーメン」や「カップヌードル」といった世界的ブランドを創り上げ、近年では湖池屋の買収や完全栄養食「完全メシ」など、食カテゴリー内での多角化と海外展開を積極的に進めています。
日本人口の減少を見据え、トルコをはじめとした海外生産拠点の拡充にも踏み込んでおり、即席麺企業から“フードテック企業”への進化を明確にしています。こうした同社の方向性が今後どのような成長曲線を描くのか、同社の今後を西洋占星術の視点からチェックしていきたいと思います。
市場を書き換える商品を生み出す星配置
最初に日清食品ホールディングスの企業傾向を占星術で見てみます。
まず企業の推進力を示す太陽は乙女座にあります。乙女座は衛生・品質・改善の意味があり、食品メーカーとして極めて相性が良い配置です。
次に情報発信やコミュニケーションを意味する水星は天秤座にあり、同時に改革の象徴である天王星から強いプレッシャーを受けています。これは「大胆な発想力と同時に、社内外で摩擦を生みやすい」傾向を示唆します。実際、海外展開やM&Aによる統合で文化・法規制が絡む難しさを抱えやすく、この情報のゆがみはホロスコープにも特徴として現れていることが分かります。
また、発展や拡大型の成功を象徴する木星は海外展開を意味する射手座にあり、これは国境を越えるほど力を発揮し、実際に同社の海外売上比率が上昇し続けていることは、この国際力の恩恵をそのまま受けている証拠とも解釈することができます。
さらに、行動力や突破力を示す火星は蠍座0度という強力な起点に位置します。蠍座火星は深掘りして突き抜ける力を持ち、市場そのものを書き換えるような商品を生み出す配置です。完全メシのように、既存の食文化へ新しい価値観を突き付ける取り組みは、この蠍座火星が象徴する典型例と言えるでしょう。
星のリズムと事業の変革が非常に素直に連動
次に、これから日清食品ホールディングスの今後の流れを見てみようと思います。
まず同社の過去を振り返ってみますと、1958年に世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを発売した時期には、拡大や成功を意味する木星が、同社の太陽に対してポジティブに繋がっていました。
その後、1971年に世界的ブランドとなるカップヌードルを発売した時期には、技術革新を意味する天王星が企業の中心である太陽に影響し、これまでとは異なる発想を一気に押し出すような力が働いていました。実際にこの商品は同社のブランド力を国際的に引き上げ、現在の世界100カ国展開へと繋がっています。
そして直近では、潜在的欲求を意味する海王星が同社の太陽に対して強く影響した2022年前後に、完全栄養食ブランドである「完全メシ」が立ち上がり、健康と食の概念を刷新する動きが強まっています。
このように過去を振り返ってみますと、同社は太陽に対して、影響の強い天体の働きがあった時期に大きな一歩を踏み出す傾向が顕著であり、星のリズムと事業の変革が非常に素直に連動しているように感じられます。
改革成功で「2030年に売上1兆円」を実現できる運勢
では、日清食品ホールディングスの今後の流れを見てみようと思います。
2026年頃は、海外での活動が少し難しく感じられる時期になりそうです。
というのも、試練を意味する土星と、海王星という物事をあいまいにする天体が、同社の情報や判断をつかさどる水星に強く影響するため、トルコなど新興国での工場づくりや物流の整備が予定より進みにくくなり、現地スタッフとの考え方の違いが目立つなど、細かなすれ違いが増えやすい流れになるかもしれません。
この時期は食品表示や環境への対応など、細かなルールに対しても慎重な対応が必要になり、ちょっとしたミスでも誤解を生みやすいなどの懸念が生まれやすい時期です。
ですが、こうした揺れは長く続くわけではなく、2028年頃になると、会社の土台を作り直す冥王星が同社の太陽にポジティブに影響し、これまで進めてきた海外・非麺領域の中で、成長が期待できるエリアに集中して投資し、収益の薄い部分を畳むといった判断が自然と進んでいくはずです。
そのおかげで、全体のバランスが整い、会社としての強みもより明確になっていくはずです。同時に、「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」で掲げた環境方針を、どこまで利益と両立させるかという課題にも向き合うにも最適な時期になりそうです。
そして2031年以降になると、改革を意味する天王星が同社の太陽にポジティブに影響し、同社の主力商品である即席麺のモデルが徐々に古くなる一方で、完全メシに象徴される栄養テック分野が一気に存在感を増していく流れに入りそうです。
さらに、射手座木星と冥王星の働きが強くなる2030年代は、トルコやアメリカなどの海外事業が、会社の大きな収入源になっていく流れも期待できるでしょう。
こうした流れを見ていきますと、2026~27年に多少の揺れはあっても、その後は会社の力がぐっと伸びていく時期に入るため、日清食品HDが目標に掲げている「2030年に売上1兆円」という数字も、決して夢ではなく、星の動きから見ても十分にねらえるラインに入っていると言えそうです。
今後の同社の活躍に注目をしたいですね。
*次回公開予定は12月19日です
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