米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるペガサス・テック・ベンチャーズ(日本法人は東京都品川区)が主催するピッチコンテスト(事業計画の短いプレゼンテーション)「スタートアップワールドカップ2025」の九州予選が、2025年5月23日に熊本城ホール(熊本市)で開催される。
堀江貴文氏が登壇
九州予選は昨年に続く2回目で、100社を超える応募の中から書類審査で絞り込まれた、地元熊本市の2社をはじめ、隣接する福岡県(3社)や、東京都(4社)、兵庫県(1社)、島根県(1社)の11社が登壇する。
ピッチコンテストは大手企業のCVC(企業が自己資金でファンドを組成し、スタートアップなどに出資する取り組み)担当者や投資家、企業経営者ら約2000人(会場とオンラインの合計)が観戦する見込みで、当日はピッチを行う11社のほかにSNS media&consultingファウンダーの堀江貴文氏や、熊本市の大西一史市長、過去の予選優勝企業の経営者らも登壇する。
今回の九州予選優勝企業は、このあとに開催される東京予選と東北予選の優勝企業とともに、2025年10月に米国サンフランシスコで開催される、世界決勝大会に出場する。
同決勝大会には世界100以上の国と地域の予選を勝ち抜いたスタートアップが参加する予定で、優勝投資賞金100万ドル(約1億4000万円)の獲得を目指して互いのビジネスの革新性を競い合う。
スタートアップ展示会を開催
日本予選では特別賞として遊技機やゲームを手がけるセガサミーホールディングス<6460>と、通販のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)、ベンチャー投資事業を手がけるALHD(東京都品川区)の3社が全予選応募企業を対象に、それぞれ1社に5000万円ずつを投資する。
また、当日は会場で約30社の最新の技術や製品、サービスに直接触れることのできる「スタートアップ展示ブース」を設置するほか、ピッチコンテスト終了後にはネットワーキングパーティも実施する。
スタートアップワールドカップは、2017年に第1回目が開催され今回が7回目。2024年は東京、京都、九州の3カ所で予選が行われた。
主催者のペガサス・テック・ベンチャーズは、世界の40社以上の大企業からLP(有限責任組合員)出資を受け入れており、これまでに米国、日本、東南アジアなどで270社以上のスタートアップに投資を行っている。
「スタートアップワールドカップ2025」九州予選登壇企業
登壇企業名 事業内容 aiESG(福岡市)https://aiesg.co.jp/ 原材料のデータを入力するだけで、サプライチェーン全体を遡り、製品・サービス単位で多岐にわたるESG(環境=Environment、社会=Social)、ガバナンス=Governance)価値を数値化、比較できるAI(人工知能)プラットフォーム「aiESG」を開発 anydeli(東京都渋谷区)
https://web.anydeli.co.jp/ QRコードでのモバイルオーダーから会計まで、ワンストップで可能な飲食店向けのモバイルオーダー決済プラットフォーム「anydeli」を提供 JCCL(福岡市)
https://jccl.jp/ 固体吸収剤「アミン含有ゲル」をコア技術として、CO₂吸着時の乾燥や脱着時の加熱が不要な省エネ型のCO₂吸収材料、CO₂回収モジュール、CO₂回収装置を開発 Lbose(熊本市)
https://www.lbose.co.jp/ バラバラな形式、さまざまな方法で届く発注書や注文書をAI-OCR(人工知能を活用した光学文字認識)
がまるごとデータ化し、受注業務から生産、売上管理、顧客管理を支援するシステム「かんたん受注DX」を提供 learningBOX(兵庫県たつの市)
https://learningbox.co.jp/ 誰でも簡単にeラーニング教材の作成や問題、テスト作成、採点、成績の管理などが行えるクラウド型のeラーニングプラットフォーム「learningBOX」を提供 MarbleXR(福岡市)
https://marblexr.io/ AR(拡張現実)上で撮影した写真やキャラクターとの合成写真などをコンビニなどの複合機で出力できる機能を搭載し、プログラミング不要で誰でもAR/MR(複合現実)制作ができるプラットフォーム「mARbie」を提供 MUSVI(東京都品川区)
https://musvi.jp/ 等身大の縦型大画面ディスプレイと低遅延双方向音響システムで、まるで同じ空間にいるような自然な対話と気配の共有を実現するテレプレゼンスシステム「窓」を提供 PuREC(島根県出雲市)
https://www.purec.jp/ 高い薬効性(増殖、分化能)のヒト骨髄液由来の超高純度間葉系幹細胞「REC」を活用し、低ホスファターゼ症や脊柱管狭窄症など骨、軟骨形成不全の細胞治療法を開発 Quants(東京都新宿区)
https://www.quants-grp.co.jp/ 独自のAI(人工知能)定性与信審査技術により、従来困難だったスタートアップや個人への適切な与信審査を可能にし、売掛金保証、家賃保証、後払い決済などのFintechサービスを提供 トイメディカル(熊本市)
http://www.toymedical.jp/ 食事に含まれるナトリウムをアルギン酸塩に置換し、アルギン酸ナトリウムとして塩分吸収を抑える塩分オフセット技術を活用し、味を変えずに塩分吸収を抑制するサプリを販売 アップセルテクノロジィーズ(東京都豊島区)
https://upselltech-group.co.jp... アウトバウンドコール(企業が顧客にかける営業などの電話)事業で培ったノウハウとデータを活用し、クラウド型コールシステムや会話AI(人工知能)オペレーター、Digital Human(人間にそっくりな立体モデル)サービスなどを展開
文:M&A Online記者 松本亮一
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