
SNSで4.6万再生され「涙が出ます」「こういう人生理想です」と視聴者の涙を誘っているのは、おじいちゃんとシニア猫のエピソード。お互いに寄り添い合う2人は、出会った頃から何か通じ合っていたようだったと投稿者さんは語っています。
12歳のシニア猫との出会い
TikTokアカウント「望美」さんが投稿したのは、おじいちゃんが大切にしていたシニア猫のエピソード。もなかちゃんと名付けられた猫は、出会ったときには12歳くらいのおばあちゃんだったそうです。
野良猫だったもなかちゃんですが、近所の方によると以前は人に飼われていたそう。しばらく近所をうろうろしていたらしく、おじいちゃんが道端で見かけると軽トラの助手席に乗せて連れて帰ってくることがあったのだとか。
おじいちゃんを手懐けた“女王”
気づけば、おじいちゃんはもなかちゃんをおうちの中へ招き入れていたそうです。おじいちゃんを手懐けたもなかちゃんには、まさしく“女王”の風格があったといいます。厳しい外の世界は女王にはふさわしくないと思ったのかもしれません。
出会って3週間後には、もなかちゃんはおじいちゃんの膝の上でゆったりくつろいでいたといいます。そして1か月後には、もなかちゃんは子どもたちを連れてきてくれたそう。言葉が通じなくても、確かな絆が生まれた証拠です。
シニア同士支え合った日々
後期高齢者のおじいちゃんと、12歳頃と見られるシニア猫のもなかちゃん。お互いに支え合うように、寄り添い合うように過ごしたといいます。お互いのぬくもりを感じることで、生きる力を与え合ったのかもしれません。
そんなある日、2人に別れの日がやってきたそうです。
見えない絆で結ばれたおじいちゃんともなかちゃんを見守った視聴者からは「来世はきっと一緒!」「おじいちゃんの分まで長生きしてね」などのコメントが寄せられていました。
TikTokアカウント「望美」さんは、もなかちゃんの子どもたちの様子も投稿されています。もなかちゃんは推定17歳、子どもたちはもう5歳。幸いなことに、まだまだ長生きしそうとのことです。
写真・動画提供:TikTokアカウント「望美」さま
執筆:忍野あまね
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。