映画『ひゃくえむ。』対照的な2人の関係性が心を熱く揺さぶる。トガシ＆小宮の新規場面写真が公開！

　2025年9月19日(金)に全国公開となる劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』より、対照的な2人の関係性が心を熱く揺さぶるトガシ＆小宮の新規場面写真が公開されました。

　原作は、『チ。―地球の運動について―』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊さんの連載デビュー作『ひゃくえむ。』(講談社刊)。陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描いた物語は、「心が熱くなる」「スポーツ漫画で感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集めています。

　本作の2人の主人公・トガシと小宮の関係性に迫った新規場面写真が一挙解禁。小学6年生で100m走全国1位のトガシは、生まれながらの足の速さで、友人も自身の居場所も何不自由なく手に入れてきました。しかし、天才ランナーとして名を馳せながらも、次第に勝たなければいけないプレッシャーに苛まれていきます。一方、転校生・小宮は内気であまりクラスにも馴染めず、辛い現実から逃れるべくただがむしゃらに走っていました。

　しかし、「100mを誰よりも速く走れば、全部解決する」と言い放つトガシと出会い、速く走る方法を教わりながら放課後2人で練習を重ねていきます。中学生以降の成長したトガシを演じた松坂桃李さんは、「トガシは小さい頃は負けなしですが、その才能が止まっていることに気付き始めてから、色んな感情が溢れ出します。そういった人間臭さがトガシの魅力です」と共感。

　小宮役の染谷将太さんは、「小宮は自分のことが分かっているようで分かっていないんです。

　今回紹介する場面写真は、小学生時代に親交を深める2人の様子と、成長し陸上に向き合う2人の姿が切り取られている。転校初日に黑板の前で自信なさげに俯く小学6年の小宮だが、トガシに走り方のアドバイスを受けながら練習を重ね、放課後一緒に過ごす時間が増えていきます。天性の速さを持つが故に、どこか陸上に対し冷めていたトガシは、自身と対照的に瞬く間に陸上へのめり込み、大きく成長していく“努力型”の小宮に影響され、初めて“熱”を感じます。そんな正反対の魅力を放つ2人の主人公たちが築く、ライバルとも親友ともいえる特別な関係は観る人の心も熱く揺さぶります。

　年月が経ち、トラックを力強く疾走するトガシと、真剣な表情でスタート位置につく小宮。一方、不安げな表情でモヤの中を走るトガシの姿や、社会人選手となりレース前に言葉を交わす2人も収められています。小学生時代に放課後の河川敷でともに陸上に励んだ2人の関係は、25年の陸上人生の中でどのように変化していくのか。100mに魅了された2人がすべてを懸けて挑む最終レース。0.001秒が分ける勝負の先に掴むものとは――。リアリティ満載な人間模様と、心を突き動かされる興奮と感動の陸上ドラマをお見逃しなく。

場面カット①

場面カット②

場面カット③

場面カット④

場面カット⑤

場面カット⑥

場面カット⑦

『ひゃくえむ。

』作品概要

【公開表記】

2025年9月19日(金)全国公開

【スタッフ】

原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)

監督:岩井澤健治

脚本:むとうやすゆき

キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐

美術監督:山口渓観薫

音楽:堤博明

プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜

アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン

製作:『ひゃくえむ。』製作委員会

配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース

【キャスト】

松坂桃李

染谷将太

笠間淳

高橋李依

田中有紀

種﨑敦美

悠木碧

内田雄馬

内山昂輝

津田健次郎

(C)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会