クリエーター ももにくす氏による「存在しない教育番組」をコンセプトにした、シュールなストーリーが特徴のオリジナルコンテンツ『教育番組』。SNSで大バズりし、今年に入ってコラボカフェや展覧会などを多数展開しています。
今回はなんと、『教育番組』投稿開始から2周年を記念したファンミーティング「教育映画祭」の開催が決定！ 本イベントのために制作されたオリジナル中編アニメの世界初公開、映画祭の開催を記念したオリジナルグッズ販売など、特別な企画が多数あるそう。その記念として、パウル役の中村カンナさん、スカパーの公式キャラクタースカッピーの3人で会見に臨みました。本記事では、前の記事では載せきれなかった会見後の中村カンナさんへの直撃インタビューの後半と、タマ＆スカッピーの仲睦まじい（？）写真をたっぷりお届け！
パウルがタマに刺されたりするときのリアクションは、自由にやらせてもらいました
――中村さんが教育番組に初めて触れたときの感想をお聞かせください。
パウル役でお仕事をいただいたときに初めて知りました。『教育番組』という名前だったので、かしこまった、子供に聞かせる素敵な話なのかなっていうのが第1印象だったんですが、実際見てみると私たち世代向けだなと思いました。
――中村さんに刺さる部分はありましたか？
そうですね。タマの気持ちもやっぱり分かるし、10代以降の子たちは刺さることが多いのかなと感じました。
――そんな『教育番組』の中で、ご自身が演じられるパウルの印象はいかがですか？
まっすぐな子だなと思います。あと、騙されやすいです！ ほめほめやさんにお金をせびられたりしているので、危なっかしいな、大丈夫かなっていう心配もありますね。
――騙されやすいパウルを演じる上で、気を付けたことを教えてください。
演じる面ではカラッと明るくしました。パウル目線で見ると、タマにいろんなことされるのでかわいそうだなと思いつつも（笑）、タマを見ていると、人って正論をぶつけていい時と良くない時があるんだなっていうのが分かりますよね。パウルはタマを元気づけたくて、いいことを言ってると思うんです。
――収録時の思い出などありましたら教えてください。
タマに刺されたりとか、色々されるときのリアクションは、すごく自由に楽しくやらせていただいて、役者としての腕の見せどころでした！ 監督さんや先生からも、もっとやっちゃっていいよとおっしゃっていただいて、リアクションを面白くしようと何回かトライした記憶があります。
パウルの切ない描写は印象に残っている
――パウルやタマ以外に気になるキャラクターは？
ほめほめやさんのキャベツです！ あれキャベツじゃないんですよね。何でしたっけ…（マネージャーさんに確認）ウニ！ ウニだ、インパクトありますよね。コーンもクリオネですもんね。名前が面白い…。見た目と名前が違いすぎて、どうやって発想したのか気になるところです。ほめほめやさんのふたりは可愛い見た目してるのに、やってることが詐欺なんですよね。タマは騙せなくてもパウルはいけそう、みたいなポジションなのがシュールで面白いなって思います。
――パウルは騙されてることには気づいてないですからね。
気づいてないですね。「ふたりとも褒めてくれるいい子だな」と純粋に思っているんです。
――教育番組の今までのエピソードの中で、中村さんに1番刺さったものはどれですか？
パウル目線になっちゃうんですけど、タマへの仕事依頼が殺到して、このままだとタマだけが人気になってっちゃって僕は…。みたいな切ないシーンがあったんですよね。（2025年3月2日のX投稿）その本音を、ほめほめやさんにだけ「タマがみんなに愛されたら、パウルはいらなくなっちゃうかも…」みたいにポロっと出すところが、もしかしたらパウルにも何か過去があるんじゃないかという含みを感じました。
――確かにパウルの過去ってあまり説明されてないですよね。
初めてそのパウルのちょっと切ないというか、マイナスな表現をしたのが多分そこぐらいだったので、印象に残っています。
タマには子供と触れ合うバイトをしてみてほしい
――タマはいろんな場所でバイトしていますが、中村さんご自身バイト経験はありますか？
何個かあります。一番楽しかったのは映画館のアルバイトですね。この仕事を始める前だったんですけど、吹き替えなどの勉強もできるかなと思って始めました。シアターチェックという作業があって、ちゃんと時間通りに始まってるか、画角が合ってるかとか確認がてらシアターを見るという、半分映画館鑑賞みたいなことをしてました（笑）。あと印象に残っているのは、子供がたくさん見に来る作品で、子供に入場者特典をあげた時にすごく楽しそうにしてたことですね。バイトしてよかったなと思いました。
――ほっこりエピソードありがとうございます！ 映画館以外にはどんなことを？
スターバックスと、塾の先生をやっていました。
――大変そうですね…。
どれもいろんな意味で大変でしたね。
――そのなかでタマにおすすめするバイトとかありますか？
タマにおすすめするバイトか、何だろう…。カフェはやったことあるもんね。
――ご自身がやられたものでなくても！
たくさんの子供と戯れてほしいですね、シュールで面白そうです。学童とか、絵本読み聞かせとか、キッザニアとかどうですか？
――たしかに、子供と一緒にいるところはあまり見ませんね。
タマは大人とよくつるんでいるので、あえて子供と一緒のところを見てみたいですね。
タマにやってほしいことは激辛チャレンジ！
――タマはことあるごとにストレスを溜めていますが、中村さんは溜める方ですか？
私はパウル寄りというか、寝たら忘れますね。それでもストレスが解消されないときは周りの人に話したりして、その場で解決しようと試みますね。
――あまり溜め込まない中村さんから、タマにおすすめのストレス解消法を教えてあげてください。
なんだろう。タマがやってくれそうなストレス解消法…
――人と話すとかよりも、ひとりできることのほうがやってくれそうですよね。
私は食べることがいちばんの解消法なんですけど、タマって人間が食べられるもの全部食べられるんでしたっけ…。
――食べられるはずです！辛いものを食べるとかどうですか？
確かに！ 激辛チャレンジいいですね。タマの新しいリアクションも見たいです！
――今後ぜひやってみてほしいですね。貴重なお話ありがとうございました！
おまけ：スカッピーににじり寄り、深めに刺すタマ
「教育映画祭」概要
日時
＜東京＞2026年2月23日（月）14時00分（開場：13時00分）
18時00分（開場：17時00分）
＜大阪＞2026年3月28日（土）14時00分（開場：13時00分）
18時00分（開場：17時00分）
場所
＜東京＞全電通労働会館（東京都千代田区神田駿河台3丁目6）
＜大阪＞朝日生命ホール（大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目２−16）
チケット概要
スケジュール ：2025年12月19日（金）抽選チケット受付開始
12月23日（火）抽選チケット締め切り
12月26日（金）抽選チケット当選者発表
12月27日（土）先着チケット販売開始
チケット販売ページ ：https://l-tike.com/kyoiku-tv/
「教育映画祭」開催記念ショート動画 タマに聞きたい10の質問
詳細な内容は教育映画祭の前にスカパー! 公式YouTubeでお楽しみください。また、スカパー! 公式XとYoutubeショート、教育番組公式SNSから、撮影の裏側も随時発信予定です。こちらの様子については各アカウントをご覧ください。
スカパー! 公式Youtube ：https://www.youtube.com/watch?v=s4EWFXQsHXI
スカパー! 公式X ：https://x.com/sptv_fan
教育番組公式TikTok ：https://www.tiktok.com/@mns_kyoiku
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