観客も作品の一員になって楽しむ『ブレイブ・スペース』上演 米サーカスカンパニー、アロフト・サーカス・アーツが初来日
『ブレイブ・スペース』 (C)Jona Harnischmacher

アメリカのサーカスカンパニー、アロフト・サーカス・アーツが初来日を果たし、2025年7月28日(月) から7月31日(木) に東京・世田谷パブリックシアターで『ブレイブ・スペース』を上演する。



『ブレイブ・スペース』は、パンデミックによって世界が分断された時代に「信頼し合えるコミュニティをつくる」というアイデアのもと、世界中どこでも上演可能なパフォーマンスとして誕生した作品。

くしゅくしゅと水たまりのように床に集まった布がやがて大きく広がりテントとなって、その中で、エアリアル、アクロバット、ジャグリングなどのパフォーマンスが繰り広げられる。



観客も作品の一員になって楽しむ『ブレイブ・スペース』上演 米サーカスカンパニー、アロフト・サーカス・アーツが初来日

(C)Mark Ronson

本公演では、ステージの上にテントを立て、その中で上演するステージonステージが実現。座席はなく、観客は床に座ったり、寝転んだり、時にはポールを支えたり組み立てたりと、単に作品を鑑賞するというだけでなく、ともに危険に立ち向かう作品の一員となって楽しめるパフォーマンスとなる。



アロフト・サーカス・アーツは、2005年にアメリカのシカゴで設立。強靭な肉体による大胆不敵さと温かみのある芸術性を兼ね備えたパフォーマンスが特徴のカンパニーだ。多彩なサーカステクニックをもつ世界有数のアスリートたちが集まり、身体的な能力だけでなく、感性、力強さ、美しさ、勇敢さ、共感、純粋な創造性といった人間の能力にフォーカスし、観客とのコミュニケーションによって作品空間を共有することを信条として活動を展開している。



これまでに8つの長編作品を製作し世界中で上演。シカゴで熱狂的な人気を得た『El Circo Cheapo Cabaret』と『Sanctuary』は、11年間にわたって毎月チケットが完売している。さらに作品の創作に加え、米国最大のサーカス学校のひとつを運営。若いアーティストのためのトレーニングセンターを設立し、新しい才能の発掘・育成に力を入れている。



<公演情報>
アロフト・サーカス・アーツ『ブレイブ・スペース』



演出・コンセプト:シェイナ・スワンソン
出演:ゾーイ・シェパード、ヘイリー・ラーソン、レイチェル・ウェバーマン、リネア・リドルフィ、サラ・タッパー、ヘザー・ダート



【公演日程】
2025年7月28日(月)~7月31日(木)
会場:東京・世田谷パブリックシアター(ステージonステージ)



【チケット】(税込)
一般:3,500円
高校生以下(4歳~18歳):1,000円 ※当日要証明書提示
ペア(一般 1名+高校生以下 1名):4,000円 ※前売のみ取り扱い、高校生以下は当日要証明書提示



チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2514755(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2514755&afid=P66)



【ツアー公演】
■福島公演
7月20日(日)・21日(月・祝)
会場:いわき芸術文化交流館アリオス 大リハーサル室



■長野公演
8月2日(土)・3日(日)
会場:松本市美術館 市民創造ひろば(中庭)



■京都公演
8月5日(火)・6日(水)
会場:ロームシアター京都 サウスホール 舞台上



■福岡公演
8月9日(土)・10日(日)
会場:J:COM 北九州芸術劇場 中劇場 舞台上



『ブレイブ・スペース』劇場HP:
https://setagaya-pt.jp/stage/25015/

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