ダーレン・アロノフスキー監督最新作『コート・スティーリング』より、監督と主演のオースティン・バトラーが実況解説する本編映像が公開された。
1998年、ニューヨーク。
やがてハンクは、自身が裏社会の大金絡みの事件に巻き込まれてしまったことを知るが、警察に助けを求めながら戦々恐々と逃げ続けていたある日、ついに大きな悲劇が起こる。理不尽な人生に堪忍袋の緒がブチギレたハンクは、一念発起して自分を巻き込んだ隣人やマフィアたちにリベンジすることを決意する。
公開されたのは、アロノフスキー監督とバトラーが、特にお気に入りのシーンを抜粋して語り合う動画。まず挙げられたのは、バトラー演じるハンクがユダヤ人マフィア・リーパ(リーヴ・シュレイバー)に追跡されるシーン。ハンクは、後ろを確認しながら全力でチャイナタウンを疾走。衝突をギリギリ避けた自転車は追ってきていたリーパと衝突。自転車を避けたハンクも横転する。リーパが自転車の運転手と口論になった瞬間、相手に一撃喰らわすのを見たハンクがすぐさま逃げ出す場面だ。
このシーンには、アクションを知り尽くした俳優ならではの細かい技術が詰め込まれている。
逃げ出したハンクはそのまま街中を疾走。「僕のお気に入りのシーンだ」とアロノフスキー監督は語る。「イースト・ブロードウェイ(チャイナタウンに位置する通り)を駆け抜けると、後ろに世界貿易センターのツインタワーが見えてくる。ニューヨーカーとしても、映画人としても興奮したね。当時は街のどこにいてもツインタワーが見えたんだ。ツインタワーを見れば、自分の居場所がわかった」と、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件で崩壊してしまったツインタワーを回想。
実際に演じたバトラーはというと、「実際に車が行き交う中で撮影した。後ろからは(ユダヤ人マフィア・シュムリーを演じた)ヴィンセント・ドノフリオのバンに追われて、横にはカメラが載った車がいた。
また、シュムリーから逃げるハンクはチャイナタウンの商店の中を疾走。アロノフスキー監督は「営業中の店内で撮影した。通路を前のめりに走るドノフリオを広角レンズで歪ませて撮ってる」と衝撃発言。そして続くのは、ハンクが商店のフリーザーボックスの上をスライディングしながら逃げ続けるシーン。「ここもCGなしのスタントだ」と監督が語ると、シーンを見ていたバトラーも「海藻をぶちまけた」と苦笑いするが、最後も見事なスライディングで追っ手を振り切るシーンとなっている。
『コート・スティーリング』スペシャル本編解説動画
<作品情報>
『コート・スティーリング』
1月9日(金)公開
公式サイト:
https://caught-stealing.jp

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