11月14日(金)に公開される映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の日本版本予告とポスターが公開された。
本作は、2023年に発表されたウォーレン・ゼインズの書籍『Deliver Me From Nowhere』を基に、第82回アカデミー賞で主演男優賞・歌曲賞に輝いた『クレイジー・ハート』(2009年)のスコット・クーパー監督が、ゼインズと脚本を共同執筆した作品。
映像は冒頭、大観衆が熱狂する巨大コンサート会場のステージで歌うブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)が映し出され、続いて、誰もいない道を黙々と歩くブルースの「人々が望むのは、彼らにとって理想の姿」という心のつぶやきが重ねられる。
1982年にリリースされたアルバム『ネブラスカ (Nebraska)』に収められた名曲「アトランティック・シティ」が流れると、ブルースが自宅のベッドで4トラックの録音機を確認し、ギターにカポタストを取り付けるシーンが描かれる。その頃、ジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)は、レコード会社の重役から「次のアルバムの期待は大きい」と迫られていた。ダイナーでブルースと落ち合ったランダウは「連中はチャートしか頭にない」と告げる。それでもブルースは孤独と向き合い、自身の想いをこめて創作を続ける。
続いて、幼いブルースの姿が映し出される。ひとりで酒を飲む父ダグ(スティーヴン・グレアム)の視線の先にいるのは、成⻑したブルースだ。クーパー監督は、ブルースの幼少期と大人になった時期を交錯させ、彼が背負い続ける過去と、現在の葛藤を並行して描き出す。
そして、ついに完成した『ネブラスカ』の楽曲たち。ブルースの葛藤と想いがつまった楽曲は、レコード会社が望むものではない。しかし、ブルースとマネージャーのランダウは、この楽曲を守り抜き、その魂をそのまま観客に届ける道を探して走りはじめる。
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』本予告
<作品情報>
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
11月14日(金)公開
公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
(C)2025 20th Century Studios

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