
ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の予告編が公開された。
本作は、全世界歴代興行収入ランキング1位の『アバター』シリーズ最新作。
予告編では、これまで描かれてきた神秘の星パンドラの美しい森や海から一変して、灰の舞う火山での新たな種族との出会いが映し出される。ジェイク・サリー家とともに人類の侵略に立ち向かった、海の部族“メトカイナ族”の部族長・トノワリ(クリフ・カーティス)、妻のロナル(ケイト・ウィンスレット)、ジェイクの息子ロアクと心を通わせるツィレヤ(ベイリー・バス)や、海の巨大な生物トゥルクンなど、お馴染みのキャラクターが前作に引き続き登場。今回新たに登場する、空に浮かぶエイのような姿かたちをした生物がクラゲの気球を運び、サリー家を乗せて新天地へと誘う。

新たに出会うのは、自然と共生してきた“森の民”や“海の民”とは違い、自然に裏切られた経験から憎悪を募らせているとされる“アッシュ族”。火口域に住むアッシュ族の民が指先で炎を操る姿も切り取られおり、火に関係する部族であることがうかがえる。
また、パンドラのすべての生命体と繋がり、ナヴィに女神と称される“エイワ”と関係を持つ、特別な力を秘めたキリがロナルから「あなたに力があるならやりなさい」と告げられる場面や、“アッシュ族”を率いるリーダーのヴァランが「お前の女神は、ここでは何の力も無い」とキリに吐き捨てるシーン、そしてジェイクと因縁の仲である、クオリッチ大佐が率いるスカイ・ピープル(人間)が再来し、クオリッチとアッシュ族が接近する様子もうかがえる。

さらに、映像では父のジェイクと次男ロアクが衝突する姿や、長男ネテヤムを殺したスカイ・ピープルに憎悪を募らせ、クオリッチの息子でもある戦争孤児のスパイダーにさえ憎しみの目を向けるネイティリに対し、ジェイクが「憎しみを抱えて生きてはいけない」と諭すシーンもあり、先の展開が気になる予告映像となっている。
ジェームズ・キャメロン監督は日本のファンに向けて語りかけ「長年にわたりこの映画を支持していただき、心から感謝しています。皆さんをまた、パンドラに招待できるのが待ち遠しいです。サリーの家族の物語は続きますが、新たなキャラクターたちも登場し、パンドラの世界がさらに広がります。皆さんの予想を裏切る形で。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』予告編
<作品情報>
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
2025年12月19日(金) 日米同時公開
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