市村正親×渡辺えりが初タッグ! 新作ミュージカル『シークレットステージ』に中川晃教ら集結
ミュージカル『シークレットステージ』ビジュアル

市村正親が主演を務め、渡辺えりが脚本・演出を手がけるミュージカル『シークレットステージ』が、東京駅直結の新劇場「東京建物 ぴあ シアター」のオープニングシリーズ第1弾として2026年9月に開幕。その後、大阪・香川・静岡・宮城・新潟で上演される。



ふたりは舞台芸術学院の先輩・後輩として出会い、互いの才能を認め合いながらも、これまで一度も同じ舞台に立つことがなかった。「いつか共演を」と願い続けて半世紀、その執念とも言える熱い想いが、完全書き下ろしの新作オリジナルミュージカルとしてついに実現する。



物語の舞台は、初日を目前に控えた劇場。主演不在、トラブルの連鎖、絶体絶命の窮地──。残された4人の俳優が20役を演じ分けなければ幕は開かないという極限状態の中、19世紀イギリスの重厚な劇中劇と、現代を生きる俳優たちの葛藤が螺旋状に絡み合う。



市村は、「この年齢になったからこそ、全てを出し切る、一回舞台に出たら袖に引っ込まないくらいの忙しい舞台を作ってくれと頼んでいます。えりさんは僕の体を心配しつつも“動かしますよ! 覚悟はいいですか?”と言っていたので、その覚悟は十分できています。この舞台の上で果てるんだったらそれも本望です」と並々ならぬ決意を明かす。



「できるだけ厄介で複雑で疲れる新作を書いてほしい」という市村の要望に応える形で本作を書き上げた渡辺も、「舞台にあこがれ舞台を愛する心、掴もうとして掴めない“永遠”に向かう心を観客の皆さんと共有したい」とコメント。渡辺特有のユーモアと社会への眼差し、そして情感豊かな音楽が絡み合う“演劇愛に満ちた祝祭劇”が誕生する。



共演には、圧倒的な歌唱力と表現力でミュージカル界を牽引する中川晃教、日向坂46を卒業後もバラエティやドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍する影山優佳、次世代の演劇界を担う若手俳優として注目を集める東島京といった、新劇場の幕開けにふさわしい面々が集結。公演詳細・チケット情報などは後日発表される予定だ。



市村正親×渡辺えりが初タッグ! 新作ミュージカル『シークレットステージ』に中川晃教ら集結

ミュージカル『シークレットステージ』出演者 上段左より)市村正親、中川晃教、渡辺えり 下段左より)影山優佳、東島京

【あらすじ】
舞台『迷路』の上演を目前に、主演の歌舞伎俳優が突如病に倒れる。絶体絶命の危機に代役として白羽の矢が立ったのは、一番弟子の山田正男(市村正親)。長年師匠を支えてきたベテランだが、彼は過去のあるトラウマから「死」という言葉を口にするとセリフが止まってしまう致命的な弱点を抱えていた。急遽、主演を引き受けることになったミュージカルスター・森山英一郎(中川晃教)だったが、現場への不満や文句をぶちまける始末。他の弟子たちも師匠の看病を理由に全員がボイコット状態。



稽古場に残されたのは、言葉を失うベテラン・山田、毒舌スターの森山、若手女優の百合子(影山優佳)、そして熱烈な韓流ドラマファンであるマネージャー・岩崎直子(渡辺えり)が強引に連れてきた韓流スターのパク・スビン(東島京)のわずか4人。



「この4人で、20人以上の登場人物を演じ分けなければ、幕は開かない」



怒涛の早替わりで役を繋ぎ、極限状態に追い込まれた彼らの中で、次第に劇中の役柄と俳優たちの人生がシンクロしていく。それぞれの胸に秘める思いや葛藤が『迷路』の中で交差し、やがてひとつの光へと向かっていく。果たして、彼らは無事に初日の幕を開けることができるのか?



<公演情報>
ミュージカル『シークレットステージ』



脚本・演出:渡辺えり



出演:
市村正親
中川晃教、影山優佳、東島京
西本竜樹、内河啓介
渡辺えり



【ミュージシャン】
ピアノ:三枝伸太郎/佐山こうた(Wキャスト)
バンドネオン:鈴木崇朗
バイオリン:武田圭司



【東京公演】
2026年9月9日(水)~24日(木)
会場:東京建物 ぴあ シアター



【大阪公演】
2026年10月2日(金)~5日(月)
会場:新歌舞伎座



【香川公演】
2026年10月9日(金)・10日(土)
会場:シアターマド(丸亀市民会館)



【静岡公演】
2026年10月17日(土)・18日(日)
会場:三島市民文化会館



【宮城公演】
2026年10月24日(土)・25日(日)
会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール



【新潟公演】
2026年10月30日(金)・31日(土)
会場:長岡市立劇場



公式サイト:
https://horipro-stage.jp/stage/secretstage2026/



ミュージカル『シークレットステージ』キャスト&スタッフ コメント全文

■山田正男役:市村正親
東京建物 ぴあ シアターのオープニングシリーズ作品に参加できることを大変光栄に思います。また長年の夢だった、舞台芸術学院の後輩である渡辺えりさんとのタッグを組めることに非常に喜びを感じています。



アッキー(中川晃教)とは『モーツァルト!』以来の共演になる。あの頃は本当にまだド新人だったけれども、今や切磋琢磨してかなりのミュージカル界の強者になったと思うので、共に汗して働きたいですね。



この年齢になったからこそ、全てを出し切る、一回舞台に出たら袖に引っ込まないくらいの忙しい舞台を作ってくれと頼んでいます。えりさんは僕の体を心配しつつも「動かしますよ! 覚悟はいいですか?」と言っていたので、その覚悟は十分できています。この舞台の上で果てるんだったらそれも本望です。そのくらいの意気込みで臨みます。



■森山英一郎役:中川晃教
渡辺えりさんが市村正親さんのために書き下ろす話題作。
ふとピーター・セラーズの演じた『チャンス』を思い出しながら、そのシノプシスを読み進めるうち、登場人物がまあまあピンチな状況下にあることだけは確かなようです。
(お願いです舞台の神様、これが舞台上だけのことでありますように!)
市村さんを僕が間近で(帝国劇場最前列)観たのが1992年『ミス・サイゴン』の初演。
その10年後、2002年『モーツァルト!』で親子を演じることになります。
アメリカンドリームならぬミュージカルドリーム?!
あれから24年後の2026年。遂に再会です。感動です。
モーツァルト役では右も左もわからなかったあの頃、市村さんには「中川、芝居が近すぎるんだよ」といくつものポイントを教わりました。


市村さんのような方と出会えたから今の僕がいる、そう思っています。
今回、僕は市村さんが演じられる人物へ恩義を大事にしている役柄のようなので、ほっとしています。自分自身と重なっていますから。
しかし何が起こるのかはまったく想像がつきませんがなんとなくつきます。
親子をやらせていただいたのですからライオンの親子のように崖から突き飛ばされてもいい覚悟と、尊敬を胸に、満身創痍で?!務めさせていただきたいと思います。



■百合子役:影山優佳
私は舞台が大好きです。
心が折れそうになったとき、迷子になったとき、いつもあかりを灯してくれたのが舞台でした。
そんな舞台に人生を捧げ私たちに夢を教えてくださった皆様の傍に立てることを、身に余る光栄と感じています。
舞台経験も少なく、今の私に果たしてなにができるのか身震いしてしまうところも正直あります。
ですが、お声がけいただいたからには、「いてくれてよかった」と思ってもらえるように、一瞬一瞬を大切に、全力でぶつかって砕ける覚悟で臨みたいと思います。
新しい劇場のオープニングという特別な機会を噛みしめながら煌めいてまいります。



■パク・スビン役:東島京
つくづく自分は幸せものだなと思いました。


大尊敬を込めて申し上げますが、渡辺えりさん、市村正親さんを始めとした“演劇界の化物の皆さま”と一緒にお芝居ができること、東京建物 ぴあ シアターのオープニングシリーズ公演に出演という光栄な機会をいただけたこと、すべてが夢だと思ってしまいます。
ほんの少し認めてくださる方々が増えたのかなと誇らしい自分と、この挑戦に物怖じしてしまいそうな自分と、どちらも今の精いっぱいの自分なんだと受け入れて愛せるように、全力で食らいつきます。
皆様と新劇場でお会いできることを楽しみにしております!



■脚本・演出/岩崎直子役:渡辺えり
「できるだけ厄介で複雑で疲れる新作を書いてほしい」。昔から尊敬している市村正親さんがおっしゃった。
参宮橋の喫茶店で「舞台芸術学院の後輩です。観に来てください」と初対面なのにチラシをお渡しすると、本当にいらして下さった市村さん。
まだ劇団を旗揚げする前のこと。それから52年経ち、一緒に舞台を創る夢がようやく叶います。市村さんがその魅力を存分に発揮していただくことは勿論ですが、誰も知らない面も描きたい。
舞台にあこがれ舞台を愛する心、掴もうとして掴めない「永遠」に向かう心を観客の皆さんと共有したいです。



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